クランプでさまざまなガジェットを保持できる、可動式アーム型モジュール『Clamp Gadget Arm』を発売しました。
幅104mm〜250mmまで伸縮するクランプを、可動式アームの先端に搭載したモジュール。机に鎮座する大型で重量のあるプロダクトも、操作しやすい位置へ浮かせて固定できます。
Magnet Gadget Arm、Rig Gadget ArmとリリースしてきたGadget Armシリーズの3つ目として展開する本モデル。サイズ・重量とも最も大きなものまでカバーし、より多様な仕事道具のセットアップをサポートしてくれます。
本記事では、その特徴をご紹介します。
操作しやすい位置に、浮かせて
Clamp Gadget Armはガジェット等のプロダクトを挟み込んで固定し、可動式のアームで自由な位置に設置できるモジュールです。
大型で重量のあるプロダクトにも対応しており、挟み込める幅は104mm〜250mm、耐荷重は2kgまでサポートしています。また、左右で挟み込むClamp Gripパーツは、ShortとLongの2サイズ付属しており、設置するものの厚みや形状に合わせて取り替えて対応できます。
アーム部分はボールジョイントとヒンジジョイントの組み合わせ。手前に引き出したり、奥で折り曲げたり、座る位置や作業内容に合わせて自分が操作しやすい位置へ動かせます。同じGadget ArmシリーズのMagnet Gadget ArmやRig Gadget Armからアーム部分を強化し、耐荷重が向上するとともに、少しだけ大型化しました。
設置場所は選びません。DESK、DASHBOARDどちらのレールにも、DESKの鬼目ナットにも固定可能。正面はもちろん背面や側面からアームを伸ばすこともできます。
「挟む」が効果的に機能する
今回の開発は、SNSである声を目にしたのがきっかけでした。
「据え置きのDACやオーディオインターフェースを(隠すのではなく)操作できる位置に吊るしたい」という趣旨のものです。
たしかに配信や音楽制作をされている方の机を見ると、オーディオインターフェイスや左手デバイスのような機材が、デスクシェルフに鎮座していたり、限られた天板の上で場所を奪い合っていたりする。特に手で触れて操作する道具の場合は、しまい込むわけにもいきません。
Gadget Armシリーズのように"浮かせる"のは、机のスペースを有効活用する意味でも操作性の面でも、確かに合理的です。
ですが、据え置きのDACやオーディオインターフェースは、既存のMagnet Gadget ArmやRig Gadget Armでは耐荷重や強度の観点で設置が難しい。またGadget Clampのような裏面に吊るして隠す形状だと、日常的に操作をするには不便です。
そこで着目したのが、今回のクランプ機構でした。
もちろん、この機構自体は決して珍しいものではありません。我々もGadget Clampというモジュールを展開していますし、Gadget Armシリーズを開発する中でも何度か検討をしたこともありました。
ただ、クランプの場合どうしてもプロダクトを保持する機構やサイズ調整の機構が大型で複雑になります。従来のMagnetやRigのようにある程度小型のガジェットやプロダクトを設置することを想定すると、モジュール側が目立ちすぎてしまうため、これまでは別のアプローチをとってきました。
しかし今回は、設置するプロダクトが大型になるため機構の大げささが薄れる。また、ある程度の耐荷重を必要とすることを考えると、クランプ構造は耐荷重の面でも合理性がある。そうした背景から、今回はクランプを前提に開発をスタートしたのです。
そして幾度かの試作を通し、アームの補強やClamp Gripを2サイズ用意するなどの進化を経て、Clamp Gadget Armへと仕上がっていきました。
刺さる人に、刺さる
このClamp Gadget Armは、先日Elgato(CORSAIR®)と共同で開催したイベント・自由を配置する道具展『WORK FLOW』にて先行展示をおこないました。
「Stream Deck + XL」「Stream Deck +」といった大型の機材を、設置し展示したのですが、配信やコンテンツ制作などを仕事にされている方ほど、その設置方法に関心を寄せてくださった印象でした。
机の上で置き場所を奪い合っていた重い道具を、手が届くちょうどいい場所へ浮かせる。その価値は、ヘビーユーザーの方にこそ伝わりやすいのではないかと感じています。
もしこの姿にピンとくる方であれば、きっとご満足いただけると思います。