PREDUCTS DASHBOARDのセットアップを紹介するシリーズ。今回は、PREDUCTS DASHBOARD - DOMEをご利用いただいている、Yoshito Nakazatoさんのデスクをご紹介します。
About Desk
一見シンプルな構成に見えるこのデスク。正面から見ると、ウォールナット天板の昇降デスクにモニターとラップトップ、キーボードとマウスが並ぶ、落ち着いたセットアップ。
しかし裏側や細部に目を向けると、その印象は一変します。配線が整然と並び、デスクまわりの機材の多くが、3Dプリントによる自作の筐体に収め直されている。オリジナルのまま使われているものを探す方が難しいほど、徹底的に作り込まれています。
中里さんのデスクでは、ウォールナット集成材を使った『PREDUCTS DASHBOARD』のDOMEモデルを採用いただいています。
このDASHBOARDも、かなりのカスタマイズが施されています。脚は、画面とシェルフ、シェルフとデスクの間隔を揃えるため、ご自身で3Dプリントされたもの。
取り付けられているモジュール『System Tray Saucer for DASHBOARD』も、「SサイズとMサイズを1個ずつ取り付けたい」という理由から、自作の支柱を介して取り付けられています。しかもこの支柱、3本ともよく見ると形が異なります。荷重のかかり方に応じて、必要な剛性を最小限の構造で成立させているそうです。
作り込みは、目に見える機材だけにとどまりません。
配線もまた、見せる前提で整えられています。ケーブルは最適な長さのものを選び、巻き癖をとって付け直し、面ファスナーで固定。一本ずつ手をかけて仕上げられています。
手を加えた範囲は、DASHBOARDまわりにとどまりません。デスクの機材の多くが、3Dプリントで外装から作り直されています。バーライトとWebカメラは、いずれも純正の筐体を外し自作のケースに収め直したもの。
天板裏に固定されたオリジナルのNintendo SwitchのDockは、装着後に電源ボタンと音量ボタンが操作しやすい位置に来るよう設計されています。外付けのBlu-rayドライブは、カバーを自作した上で、ボタン部分にスリットを入れて弾性で押せる設計に。徹底して手を加える一方で、Marshall Acton IIのスピーカーだけは扱いが異なります。製品そのものの意匠が気に入っているため、自作スタンドを添えるにとどめ、あえてそのまま活かしている。その線引きにらしさがにんじんでいます。
こうした多様なカスタマイズを支えているのが、デスクの背面に設置された3Dプリンター・Bambu Lab A1 mini。すぐそばには有孔ボードを設置し、ノギスやレンチ、各種工具を取り出しやすく配置。工具を引っ掛けるパーツもオリジナルで設計されています。
必要なものを見極め、自らの手で必要な形へと仕上げていく。そうしたこだわりが徹底的に詰め込まれたワークスペースです。