デスクの天板裏をモジュール化したDESK MODULAR SYSTEM。
壁面のモジュール化を進めるWALL MODULAR SYSTEM。
これらに続き、PREDUCTSから3つ目となる新しい"システム"が生まれました。BACKPACK——モニターが“背負う”、新たなモジュールシステムです。
モニター背面をモジュール化するBACKPACK
BACKPACKはモニターの背面に設置するモジュールシステムです。
モニターアームと合わせて活用するプロダクトで、モニターアームとモニターとの間に「Core Block」という金属のパーツを挟み込んでネジ止めすることで設置します。
この『Core Block』には、カメラのリグ機材などで広く使われる規格である1/4インチ、3/8インチネジ穴や、PREDUCTSのモジュールを設置するための溝を用意。それらを介し、さまざまなガジェットなどをモニター背面に設置できます。
例えば、デスク上のスペースを空けながら、Webカメラやサブモニターをディスプレイの周囲に配置したり。iPhoneをモニターの上下から出し、Webカメラやマイク等として活用したり。マイクをモニター下に浮かせて設置したり。
カメラリグがカスタマイズ・拡張を前提としたパッケージということもあり、1/4インチ、3/8インチネジ穴があれば多種多様なプロダクトと接続が可能。Rig Gadget Armの時にもご紹介したように、広大な拡張性を引き出せます。
実際私たちも、試作の過程でスマホやWebカメラやサブモニター、マイク、バーライト、セットトップボックス、小型PC……とさまざまなガジェットをモニター裏に設置して、その可能性を検証してきました。
モニター周辺にさまざまなアイテムを設置し操作するのはもちろん、収納場所としてモニター背面を使うことも可能な、新たな拡張性をもったプロダクトなのです。
机をスッキリできる、モニター裏の可能性
BACKPACKの開発がはじまったのは2025年の頭頃。実は同年11月に発表したWALL MODULAR SYSTEMより前から、その構想はスタートしていました。
というのも、モニターの背面を活用するという考え自体はそこまで珍しいものではありません。私たち自身、PREDUCTSをはじめる以前からモニター背面をカスタマイズしており、今更ともいえるアイデアでもありました。
ただ、数年前に取り組んでいたのは、ゼロからカメラリグ等の機材を探し、カスタマイズを加えながらDIYで設置したもの。手間もかかり、仕上がりにも不満が残るものでした。それゆえ、PREDUCTS DESKやDASHBOARDによって手元のカスタマイズができるようになって以降、私たちもモニター背面からは遠ざかっていました。
ただ、DESKもDASHBOARDもある程度手元のスペースを埋めてしまう。かつ、すでにPREDUCTS以外のデスクやデスクシェルフを使われている方には、入れ替えに手間やコストがかかります。
これらを踏まえ再び着目したのが、今回の「モニター裏」だったのです。
BACKPACKはDIYなど設置の手間を大幅に減らしつつ、シンプルな意匠にまとめ上げます。
全てのシステムを自分たちで構築するには時間がかかるため、市場に存在する既存のカメラリグ等の機材を踏まえ、1/4インチ、3/8インチネジを標準規格に採用。基本となるパーツ「Core Block」と、より拡張したい方向けの追加パーツ「Extention Block」を設計しました。
その上で、BACKPACKシリーズのモジュールとして、まずは「Rod for BACKPACK」を用意しました。ねじ込んで固定するシンプルなスチール棒ですが、カメラリグ機材では定番のアイテムで、この棒を介して多様なプロダクトが固定できます。
また、既存のデスク用モジュールにも対応。『Magnet Gadget Arm』『Rig Gadget Arm』『Clamp Gadget Arm』を取り付ける溝を設けており、これだけでも十分なカスタマイズが可能です。
これらによって、モニターの背面からさまざまなガジェットを手前に引き出したり、背面側に固定したり……といった基本的なカスタマイズを実現する環境をまずは用意しました。
現状は最小限でのスタートですが、今後BACKPACK用モジュールも随時追加していく予定です。
モニターアーム取付のポイント
なお、BACKPACKはほとんどのモニターアームが採用している取り付けの国際規格・VESAに準拠し設計しており、PREDUCTSで扱うモニターアーム以外でも設置が可能です。
100mmまたは75mm間隔のネジ穴がある、モニターおよびモニターアームであれば、基本的にはご利用いただけますが、耐荷重に関してはよくご確認のうえ導入いただくことをおすすめします。
今回のBACKPACKは、ニターアームに対して荷重をかける構造のプロダクトです。モニターの重量に加え、BACKPACK、およびその先に取り付けるモジュールやガジェットを踏まえアームの耐荷重の範囲内におさめる必要があります。
またBACKPACKは、一般的なモニターを設置した時とは異なる位置でモニターアームへと荷重がかかるため、バランス次第では耐荷重の範囲内でも傾く可能性もあります。
それゆえ、設置に際しては耐荷重に余裕を見ていただくこと、また強度調整ネジなどが付いているアームの場合には重い荷重にも耐えられるよう調整のうえ設置することをおすすめします。
カスタマイズの新たな地平
モニター背面に設置する新たなモジュールシステム『BACKPACK』。
机上に余白を残しながら、新たなカスタマイズの地平を切り拓くパートナーとして、ぜひご検討ください。