PREDUCTSが展開するDESK / DASHBOARDの中でも、多くの方にご愛用いただいているモデルのひとつ「DOME」。
質感に優れたウォールナット天然木で、存在感がありつつもインテリアにも馴染みやすいのが特徴です。
このDOMEに、新たなバリエーションモデルが加わります。
通常ウレタンクリア仕上げの天板を、自然由来の木材用オイルで自ら仕上げる「DOME & Oil Kit」です。
PREDUCTSのDESK / DASHBOARDとしては初の仕上げによるバリエーションモデル。なぜこんな「小さな違い」をあえてご提案するのか。その理由は、私たちが考える仕事道具との向き合い方にあります。
デスクを育てる
このDOME & Oil Kitは、その名の通り、オイル仕上げのウォールナット天板です。
DOMEをはじめとするPREDUCTSの天然木を採用した天板は、通常はウレタン塗装によって、木材の表面に薄い保護層をつくります。これは素材を活かしつつ、表面を水濡れや傷、汚れなどから保護するためのもの。質感を最大限表現しつつ、利便性を担保する上では欠かせないものです。
対して今回のオイル仕上げは、そのウレタンの代わりに天然素材のオイルを塗り込んで仕上げるもの。ただ、オイルは木材に浸透するため、ウレタンのような「層」はできず、外部からの影響も受けやすくなります。耐水 / 耐汚性能もウレタンにはおよびません。
……と書くとオイルを選ぶ理由がないように思えるかもしれません。
ですが、このオイル仕上げの価値は、木の素地が表出することで「木本来の質感を最大限楽しめる」こと。愛用していく中で定期的にオイルを塗り込み、経年変化を通して「あなただけのデスクに育てる」点にあります。
実際、新品時の質感を比較すると、通常のDOMEはウレタンクリア仕上げによって、表面はフラットかつきれいに仕上げられています。ツヤも多少あり「上質」という言葉が似合うプロダクトでしょう。
一方のDOME & Oil Kitは、あくまでオイルを染み込ませているだけなので、木材ならではの木目や継ぎ目、節などの質感がうっすらと感じられます。かつ(オイルの塗り込み方にはよりますが)ツヤ感もウレタンよりは少なく、マットな仕上がり。上質さでは通常のDOMEにはおよびませんが、こちらは「本物感」が確かにあります。
両者は前提にある思想が異なります。通常のDOMEは届いた時点で「完成」されたもの。ウレタンクリア層は木材の変化やダメージをなるべく抑えるために文字通り”仕上げ”として施されています。
一方のDOME & Oil Kitは「素材」。愛用されていく過程で仕上がっていくものです。メンテナンスとしてのオイルの塗り込みはもちろん、さまざまな仕事を支える日々を通して本物の道具へと仕上がっていくデスクなのです。
メンテナンスと愛着
DOME & Oil Kitは、ウレタンクリアなどの表面処理をおこなっていない「素地そのまま」の無塗装天板と、オイルと塗り込むための道具一式「Oil Kit」がセットになったプロダクトです。
到着した時点では、天板表面には一切オイルを入れていないため、ご自身の手で仕上げていただく必要があります。
オイルの塗り方は同梱の説明書、および動画でもご説明していますのでご参照ください。
また、DOME & Oil Kitの天板は木の素地が表に出るため小傷やアタリなどのレタッチも容易です。へこみには、通常の木材と同様にクレヨンやパテ埋めも可能。軽微な汚れや浅い傷は、軽くヤスリ掛けをしてオイルを入れれば、ある程度は消せる場合もあります。
表面の強さで言えば確かにウレタンクリアにはかないませんが、その分メンテナンスでしっかりと手を入れられる。「道具を愛用する」人にはむしろメリットが大きいモデルでもあるといえるのではないでしょうか。
見つめ直す、道具との関係性
まるで対話をするように、定期的に手をかけ、オイルを入れる——仕事道具との向き合い方を、もう一歩親密にしてくれるデスク。手間がかかるとも言えますが、これまでとは少し距離感の異なるプロダクトでもあります。
もし、この道具との関係性にピンと来る方には、きっと長く愛用いただけるものになるはずです。