「無塗装+オイルキット」仕上げの天板は、購入時、およびメンテナンス時にご自身でオイルを塗り込んでいただくモデルです。通常のウレタン塗装モデルと比べると仕上げ層がない分、日々の取り扱いやメンテナンスでの向き合い方がそのまま天板の仕上がりとして積み上がっていくプロダクトです。本記事では、そうしたメンテナンスや取り扱いについてのポイントをご紹介します。
購入時のオイル塗装
STEP1:表面の状態を確認する
気温や湿度などの影響により、天板表面に毛羽立ちが生じることがあります。多くの場合はそのまま塗装しても問題ありませんが、気になる場合は塗装前に軽く研磨をしてください。
- 研磨する場合は、あて木に400番の紙やすりを巻き、軽い力で天板の端から端まで優しくなでるように研磨してください。
- 同じ場所を何度も擦ったり、強い力で研磨したりしないでください。
- レールなどの金属部分を傷つけないようご注意ください。
STEP2:オイルを塗り込む
- 天板表面に付着した研磨粉やホコリをウエスで軽く拭き取ります。
- ふたを開ける前に、瓶をよく振ってオイルをかき混ぜます。
- 手袋を着用し、ウエスのきれいな面にオイルをたっぷりつけます。
- 木目に沿って、軽くこするようにウエスを動かしながら、オイルをしっかりと塗り込みます。
- 左右側面の木口は、特にたっぷりと塗り込んでください。
レールやネジ穴にオイルが付着した場合は、すぐに乾いた布で拭き取ってください。
※ オイル使用量の目安:W140cm天板表面で約1/2瓶
STEP3:余分なオイルを拭き取る
塗り終えたら5〜10分程度放置し、新しいウエスで天板全体を優しく拭き上げます。表面に残ったオイルを拭き取り、テカリやムラをなくして均一に整えてください。
STEP4:乾燥させる
- 塗布後は、風通しの良い場所で12時間以上乾燥させてください。
- 乾燥後、塗りムラが気になる場合は、同じ手順で二度塗りを行います。二度塗りした場合は、24時間以上乾燥させてください。
- 仕上がりに問題がなければ、一度塗りのままでもご使用いただけます。
日常でのメンテナンス
普段のメンテナンスは柔らかい布を使った乾拭きのみで問題ありません。汚れが気になるなど水拭きをしたい場合は、その後に乾拭きで仕上げてください。水分が残ると毛羽立つ場合があります。
また、オイル塗装はウレタンよりも水に弱い側面があります。コップの輪染みなど水に起因する跡がついた場合には、早めに拭き取ってください。24時間以上放置すると跡になる場合があります。
いずれの場合も、オイルメンテナンスの際に表面をヤスリ掛けすることで、ぼかすことが可能です。
オイルメンテナンス
1年に一回程度は、オイルメンテナンスをしてください。塗装方法は購入時と同様ですが、その下準備として下記作業の上塗装をすると、オイルがきれいに入ります。
- オイル塗装の前には表面をきれいに拭き上げてください。
- 油や頑固な汚れが落ちない場合は、薄めた中性洗剤を染み込ませた柔らかい布などで汚れを拭き取ったあと水拭きし、最後に必ず乾拭きしてください。
- 木部のシミなどが気になる場合は、240番の紙やすりに当て木を巻き表面を軽く削ります。その後400番で仕上げ、再度オイルを塗装します。