両面テープをガジェットやACタップ等に貼り付ける

2025-07-20TIPS

MagSafe対応のリングをガジェットに貼り付けたり、ACタップを天板裏に貼り付けたりする際など、デスク周りを整える上で両面テープを使う場面があるかと思います。その際に、両面テープ本来の性能・強度を発揮するためには、適切な手順・方法で設置する必要があります。本記事では、両面テープの正しい設置・施工方法と注意点をご紹介します。

設置・施工手順

1.施工面の準備

両面テープを貼り付ける箇所を丁寧に清掃し、完全に脱脂してください。皮脂や汚れなどが残っていると、接着力が大幅に低下してしまいます。

2.貼り付け

貼り付け位置を決めたら、しっかりと親指などで押し込み圧着してください。圧着が足りないとテープ本来の接着力を発揮できない場合があります。

3.養生

貼り付け直後は、両面テープの接着力が本来の性能を発揮できません。貼り付けから20分ほどでも約50%ほどになります。そのため、貼り付け後は、養生期間を設けてください。なお、天板裏など重力によって負荷がかかる位置に貼り付けている場合には、養生時はクランプで挟むなど固定をしてください。

当社のMagnet Gadget Armなどに同梱している3M製の両面テープの場合、24時間後に本来の性能の90%、72時間で100%の性能を発揮できるようになります。

時間経過にともなう接着力の変化のグラフ
時間経過にともなう接着力の変化/3M™ VHB™ テープ接着マニュアルをもとに作図

ポイント

貼り付け直後に使用しない

施工直後に両面テープは本来の耐荷重や性能を発揮できません。ガジェットの転落等にもつながる恐れがありますため、理想は72時間、最低でも24時間はおいた上で使用を開始してください。

施工の下準備をする

両面テープの強度や性能は施工環境や下地にも影響されます。下記の点は特にご留意ください。

  • 貼り付け面は丁寧に脱脂する
  • 一般的な室温(20−25℃前後)で作業をする
  • 湿度の高い場所での作業は避ける
  • 埃や繊維が付着しないようにする

参考情報

その他技術情報については、3Mの資料をご参照ください。

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