磁力でさまざまなガジェット類を保持できる、可動式アーム型モジュール『Magnet Gadget Arm』を販売開始します。
MagSafeを内蔵するiPhoneシリーズはもちろん、付属するメタルリングを活用すれば、小型のタブレットや外部モニタ、左手デバイスといったガジェットも取り付け可能。
無段階に調整できるボール形状の接合部とヒンジを組み合わせたアームによって、使いやすい向き・角度に自由度高く設置ができます。
可動するモジュールの必要性
PREDUCTSではこれまでも、スマートフォンやガジェットを手に取りやすい位置に吊るモジュールをいくつか展開してきました。DASHBOARD用には「Smartphone Hanger」「Gadget Hanger」、デスク兼用のものでは「Gadget Mount」があります。
ですが、私たち自身が実際に使う中で気づいたのが、いずれもプロダクトを“固定して使う”には有用ながら「細かな調整が必要な用途」や「その都度動かしたいものの設置」には不十分ということでした。
例えば、座る位置に合わせて向きや位置を調整したいサブモニタなどを設置するとき。例えば、Web会議のカメラとしてスマホのカメラを使いたいとき。例えば、PCのショートカットデバイスとして小型のタブレットを使いたいとき......。
いずれも既存モジュールではカバーができず、それぞれの用途に合わせて「専用の道具」を探したり用意したり、いくつかのアイテムをDIYで組み合わせたり、吊るさずに設置したりする必要がありました。
とはいえ、そうした“自由に動かせる”ニーズに応えるには、角度や向きを細やかに変えられる可動式のアームが不可欠です。そこで今回は、こうした“可動機構”を持つプロダクトの設計・製造に知見を有するメーカーと協業。同社のプロダクトをもとに開発を進めていくことにしました。
開発に際しては、アームの可動機構を活かしつつ、PREDUCTSのDASHBOARDやDESKのモジュールとして最適化できるように設置パーツを新規で設計。iPhoneをはじめとする設置するデバイスの寸法や構造などに合わせ、各所の調整を重ね、最終的に現在の型となる「Magnet Gadget Arm」が生まれていきました。
設置位置も設置物も設置後も、自由に
Magnet Gadget Armは、写真の通り「ボール形状で全方位に自由に動くジョイント」と「ヒンジ形状で一方向で開閉できるジョイント」を組み合わせたアームが特徴です。
ボール形状のジョイントによって表裏も変えられるため、設置後に向きや傾きを自在に変更できるのはもちろん、設置場所の自由度も高くなります。DASHBOARDとDESKの両方に対応しており、レールに設置し手前や奥からアームを出すのはもちろん、DESKでは左右のネジ穴にも取り付け可能です。
デバイスを取り付けるヘッドの部分は、最新のiPhone機種でもカメラモジュールが干渉しないように形状を調整。Apple純正のMagSafe充電器を設置すれば、充電スタンドとしても活用できます。
また、付属するメタルリングをデバイス側に取り付ければ、MagSafe等が内蔵されていないデバイスも設置可能に。iPadや15インチ程度のモバイルモニタのような比較的サイズの大きいものでも、重量物でなければ問題なくご利用いただけます。
なおジョイント部はキーレンチで締めることで保持力を調整できる仕様。左手デバイスや小型タブレットをショートカット用途で使う等の場合にも、しっかりと締め込めばご利用いただけます。(※耐荷重は、製品ページをご参照ください)
デスクセットアップに自由度を
これまでのモジュール群と異なり、設置後に「動かす」ことができるMagnet Gadget Arm。アームによる自由度はもちろん、マグネット方式で「簡単に付け替えられる」という自由度も活かし、デスクの各所で活躍するシーンがあるはずです。
デスクのセットアップをもっと柔軟に楽しめるモジュールとして、是非ご活用ください。