ホワイトオーク突板にマットホワイトのメラミンを組み合わせた、デスク『STUDIO』。
これまでのラインナップの中で最もライトなトーンで、仕事道具としても生活空間の“家具”としても、マッチするプロダクトです。本記事では、STUDIOが生まれた背景と、その特徴をご紹介します。
最もライトトーンなデスク
STUDIOは、表面と裏面にマットホワイトのメラミン化粧板を、側面にはホワイトオーク突板の小口材を組み合わせたデスクです。
今回採用したマットホワイトの色味は、これまでのPREDUCTS DESKの中では最も明るいトーンのもの。一見するとライトグレーとホワイトを合わせたPOLARと近しいような印象を受けるかもしれませんが、対比させると各々異なるアイデンティティを持ったプロダクトだと感じられるかと思います。
白、黒、シルバー。さまざまなデジタルデバイスと
PREDUCTS DESKは、現代のワークスペースには欠かせないデジタルデバイス・ガジェットとの相性を考慮し、これまでも意匠を考えてきました。
ファーストモデルのMETRO、FORESTや先日発表したMETRO DARKは黒いアイテムを中心に。POLARやGROVEは白いアイテムを中心に合わせ、これまでも提案してきています。
今回のSTUDIOは、当初白いアイテムとマッチするであろうと考えながら設計を進めてきました。ですが実際に試作してみると、白に加えシルバーのアイテムとも抜群に相性が良い。加えて黒いアイテムともマッチする仕上がりになりました
それゆえ、今回の商品撮影では、シルバーのアイテムを中心にセットアップを構成。俯瞰写真でも、黒も含めさまざまな色味のアイテムを並べましたが、いずれもデスクの上で良く映える仕上がりになっています。
部屋に馴染む、引き立て役としても
STUDIOは、“家具”という観点でもさまざまな部屋と相性の良いプロダクトです。
小口にホワイトオークを採用しているためライトトーンな木目の家具と合うのはもちろん、日本の一般的な住宅が白いビニルクロスなど明るい色味で壁・天井を仕上げることが多いため、白い天板が部屋ともマッチしやすいと感じます
ゆえに、METROをはじめとするダークトーンのデスクが、ワークスペースを彩る/ワークスペースの主役となりうるものとすれば、STUDIOはワークスペースに馴染むプロダクトとなりました。GROVEもこの点は同様ですが、白を中心とする部屋では、その特徴がより強く感じられると思います。
STUDIOという名前は、ものづくりに携わる方のスタジオのような空間に置かれるイメージからつけられています。そうした空間では、“つくるものが主役”で、部屋や家具はそれらを引き立てる役割。
だからこそ、STUDIOは部屋になじむ引き立て役のデスクなのです。