3DプリントパーツでDrawer Miniをもっと活用する

こんにちは、PREDUCTSの安藤です。

発売以来、とても多くの方にご利用いただいている引き出しモジュール「Drawer Mini」。そんなDrawer Miniをさらに便利に活用できる3Dプリントパーツをご紹介します。

3Dモデルもダウンロードできますので、3Dプリンターをお持ちの方にはぜひお試しいただきたいです。

Drawer Miniとは

Drawer MiniはPREDUCTS DESKの裏面、高さ約5cmほどの省スペースに設置できる引き出しモジュールです。内部に収納物を小分けできるトレイが標準で付属しており、仕事でよく使うお気に入りの道具たちを手元に収納しておくことができます。

PREDUCTS DESKをユーザーの方だけでなく、一般の木天板のデスクをご利用の方にも多くご採用いただいています。

Drawer Miniに標準で付属するトレイ

3Dプリンターでトレイをカスタマイズ

標準のトレイも便利ではあるのですが、しばらく使っていると段々と「ああだったら良いのに、こうだったら良いのに」と改良したい所が見つかってしまうもの。

そんなとき、3Dプリンターをお持ちであれば、好きな形のトレイを出力して自分専用にカスタマイズすることができます。

今回は個人的にデザインしたカスタムのDrawer Mini用トレイを紹介しつつ、最後に3Dモデルのデータも公開します。

安藤が愛用しているPrusa Mini+

私が改良したかったのは大きく2つ。1つはトレイの手前のスペースが長いため、あまり長尺なものを収納しない自分にとっては少し持て余してしまっていたこと。

もう1つは、ネジや工具など細かなものが多いため、更に小分けにできる仕組みを検討して、モジュール式のトレイを考案しました。

コンポーネントとして細分化した、大きさ違いのトレイ

Drawer Miniの深さを最大限利用するために、一部を二段重ねにできる構造にしました。かつ、上段を前後にスライドできるようにしたので、下段に入ってるものもトレイを持ち上げることなく取り出せます。

全てのコンポーネントを収めたDrawer Mini

最小のトレイはトレイ同士でスタッキングできる構造にしたため、少し多めにプリントしておいて、引き出し内部の収納に限らず活用しています。

機械の分解や組み立ての作業の時にちらかったり、紛失してしまう細かいネジなどの一時的な小物入れとしても使えて便利です。

3Dモデルはこちら

このカスタマイズトレイの3Dモデルデータを公開します。大きく5種類のコンポーネントによって構成されます。お好みで構成を選んでご利用ください。

Download:

構成する5種類のトレイ

Back Tray S × 2 + Front Tray M を左側に
Back Tray M × 2 + Front Tray S を右側に
Sub Tray × 3 をFront Trayに組み込んだ構成です。

BackTray S / M および Front Tray S / Mは同じ幅のため、このような構成も可能です。 Back Tray S × 2 + Front Tray M の構成を左右に。

以上、ご活用いただけましたら、とても嬉しいです。

3Dプリンターをお持ちの方は、さらに自分に最適化したトレイを自作するのもきっと楽しいと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。

付記:Takumaさん製ペントレイ

Mount for FlexiSpot Controllerの生みの親のTakumaさん作の「Drawer Mini専用ペントレイ」は、Drawer Miniの標準のトレイにアドオンする形で機能追加できる秀逸なプロダクトです。

こちらも3Dモデルが無償で提供されており、また出力済みの完成品を購入することも可能です。ぜひご覧ください。

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