Hanger for Mesh Cable Holder Solo:ケーブルもモジュールもより自由に、より簡単に

2024-06-10FEATURED PRODUCTS

PREDUCTS DESKのアイテムの中でも、特に愛用いただいている方の多いモジュールのひとつ、『Mesh Cable Holder』。モニタやPC、ガジェット類の電源タップやケーブル類を一手に収納し、デスク周りを整えるこのモジュール。

2024年6月10日より発売する『Hanger for Mesh Cable Holder Solo』は、このモジュールをより便利により幅広く活用できるようサポートする新たなプロダクトです。

Mesh Cable Holderをより自由に

『Hanger for Mesh Cable Holder Solo(以下、Hanger Solo)』は、その名の通り、Mesh Cable Holderを吊り下げるハンガー状のモジュールです。すでに類似モジュールとして『Hanger for Mesh Cable Holder(以下、Hanger)』というプロダクトが存在しますが、両者の違いは設置位置にあります。

Hanger for Mesh Cable Holder Solo

従来のHangerは、FlexiSpot製の電動昇降脚のフレーム部分にMesh Cable Holderを取り付けるモジュール。対してこのHanger Soloは、レールに取り付けるためのモジュールです。かつ、通常Mesh Cable Holderに付属している金具を使用した「レール2本を使う設置」ではなく、「レール1本での設置」ができるのがこのHanger Soloです。

つまり、今回のHanger Soloによって次の3つの設置方法が生まれる形になります。

  • 通常(付属金具を使用):レール2本で設置
  • Hanger:FlexiSpotフレームに設置(レールは不使用)
  • Hanger Solo:レール1本で設置
左上:付属金具を使用、右上:Hangerを使用、下:Hanger Soloを使用

こう書くと、「なぜ似たような役割のモジュールをいくつも作るのか」と思われるかもしれません。Hanger Soloが生まれた背景には、2月に発売したFlexiSpot製電動昇降脚「E7 Pro」に対応した天板『BOARD for FlexiSpot E7 Pro』の存在があります。

発売時にJOURNALでもご紹介したように、『BOARD for FlexiSpot E7 Pro』はレールの配置が従来モデルと異なり前後で2本+2本ではなく、3本+1本になります。この天板の場合、Mesh Cable Holderを通常のレール2本を使って設置すると、使用できるモジュールがかなり限られてしまいます。一方、従来のHangerを用いて設置すると、レールこそ塞がないものの奥にある1本のレールへのアクセスが悪くなり、活用用途を限ってしまいます。

そこで、奥のレールを有効活用できないかと考え開発をしはじめたのが今回のHanger Soloでした。ただ、単にE7 Proのためだけという限られた用途に絞って作り込むのはもったいない。

通常の金具や従来のHangerで生じていた手間や課題も解決するプロダクトを目指し、E7 Proユーザではない方にもご愛用いただけるプロダクトを目指して開発を進めてきました。

設置性と操作性を向上させた、二つの特徴

そうして生まれたHanger Soloには、大きく二つの特徴があります。

一つは、先述の通り「レール1本で設置できる」こと。PC MountやDrawer Threeなど大型のモジュールを複数設置される方でも「レールが足りない」とならないよう、塞ぐレールの数を最小限にしてくれます。

もちろん、従来のHangerであればそもそもレールを使わずに設置ができますが、従来のHangerの場合FlexiSpotのフレームに設置するためにフレーム分高さが高くなり、設置方法によっては他モジュールと干渉することもありました。Hanger Soloの場合、レールへ直接設置するため、高さ方向の干渉は最小限に抑えることが可能です。

もう一つは、「フックに高さがある」こと。このフックに高さを設けることでMesh Cable Holderと天板との間に4cm弱の隙間が生まれるように設計しています。

Mesh Cable Holderに標準で付属するフックは背が低く、太いケーブルを複数本通すには工夫が必要だったり、クランプの大きなモニターアームだとクランプとMesh Cable Holderが干渉してしまうこともありました。

一方Hanger Soloではフック上の隙間によって、太いケーブルも取り回しやすく、クランプ等の干渉も避けやすくなりました。またこの隙間があることで大型のACアダプタなども通しやすく、設置性やメンテナンス性の向上にも寄与。機材が多い環境でも、これまで以上にケーブルを整えやすくなります。

小さな課題感を一つ一つ拾い上げたモジュール

私たち自身、これら一つ一つはいずれも非常に小さなアップデートだと感じています。

わざわざ別のプロダクトとして新規に開発するかの議論もありました。ただ、「この干渉がなければ」「この隙間がもう少し大きければ」という既存のモジュールを使い込む中で感じていた小さな課題感を地道に拾い上げて形にすると、確かに必要性を感じるプロダクトに仕上がった。それゆえ、今回新たなモジュールとしてリリースしました。

BOARD for FlexiSpot E7 Proユーザーの方はもちろん、是非、通常の天板でMesh Cable Holderを利用されている方にこそ手に取っていただきたいモジュールです。

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