PREDUCTS

TYPE:CRAFT

PREDUCTSが提案する、セットアップのコンセプトモデル「TYPES」。

「TYPE:CRAFT」は、デジタルとアナログを往復しつつ、時にはコンピュータの中でアイデアを練り、時には実際に手を動かしフィジカルなプロダクトやプロトタイプを生み出す、現代的“ものづくり”に携わるデスク環境をご提案します。

デジタルとアナログを柔軟に往復しつつアイデアを練り、プロトタイプを作り、アウトプットしていく——デジタル空間でポインタを動かすことと、フィジカルの空間で手触りをもって“ものづくり”をすること。現代のフィジカルな“ものづくり”ではこの両者が自然と溶け合ってきています。

であれば、ワークスペースも当然変化しなければいけません。コンピュータを中心とする作業だけに最適化するのではなく、手を動かすことだけができればいいわけでもない。両者を緩やかに往復することを想定し、PREDUCTSは3つのセットアップを御提案します。

SETUP 1 Keyboard Builder 効率化と電子工作、デザインを横断する、自分のためのものづくり

日々の業務でコンピュータを愛用する人の間では熱量の高い趣味のひとつ、自作キーボード。自分のワークスタイル・業務内容に最適な機能を構築するのはもちろん、電子工作的な手作業の楽しさ、自分好みのデザインを作る深みもかけ合わさる奥深いものづくりの世界です。

基盤やケースなどの独自設計をする人もおり、組み上げる「手作業」に加え、「コンピュータ作業」も合わさった現代的なものづくりのひとつとも言える。Keyboard Builderは、そうしたキーボード作りの熱意に応えるセットアップです。

デスク周りの各所に、キーボードを収納
Keyboard Trayに普段使いのキーボードを設置
デスクはパーツを見付けやすいようにPOLARを選択

PCはハイエンドモデルを使うべくPC Mountにデスクトップを設置。Keyboard Trayは愛用するキーボードを格納するステーションとして使用。その時々に使うキーボードを取り出してデスクの上に設置します。普段使わないキーボードは、机上に設置したDASHBOARD下に格納。Tray L for DASHBOARDであれば高さのあるキーボードも収納可能。

自作キーボード関連のアイテムはDrawer Threeに収納。工具類やパーツ類など多種多様なアイテムも一手に収めることができます。なお、作業用ライトは必須。デスクも細かなパーツなどを見つけやすいように、明色のPOLARを活用します。

Detail

PC MountでデスクトップPCを吊り下げ。Keyboard Trayは常用するキーボードを鎮座させる場所に。Drawer Threeは数が増えがちなパーツ類、工具類を一発で格納。上の隙間はタブレットの収納&充電スペースに。ケーブル類が多いわけではないものの、キーボードによっては有線のものもあるため、隠せるようMesh Cable Holderは必須。

SETUP 2 3DP Artisan 3Dプリントを用いて、ものづくりの可能性を広げる現代の“職人”

プロトタイピングから、生活のちょっとした小物まで。メイカーズムーブメントを牽引した3Dプリンタは、技術的にも成熟し、より簡単に、より高度にものづくりを支えるインフラとなりつつあります。

それと同時に、3Dプリントしたものを商品とする作家・作り手も大幅に増加。技術の成熟とともにものづくりの質も飛躍的に向上し“3Dプリントのものづくり”を突き詰めた“職人”とも呼べる方々もいます。3DP Artisanは、そうした「3Dプリンタを用いたものづくりの職人」のためのセットアップです。

机上を片付けやすいよう、Drawer ThreeとKeyboard Trayを装備
小型の3Dプリンタを机上に設置
ワイドモデルを選定することで、出力・加工とPC作業を並行できる

デスク裏には、3Dモデリングも難なくこなせるハイエンドマシンを設置。机の上をいつでも空けられるようキーボードとマウスはキーボードトレイに格納。Drawer Threeの中にはモデリングしたものの後処理や3Dプリンタのメンテナンス等をするための細かな道具類や工具類や計器類などを格納しています。

デスク上にはモデリングを快適に行えるようデュアルディスプレイを装備。プロトタイプ用に使う小型の3Dプリンタも常設し、モデリングしつつすぐ横で出力・確認できる状態を用意しました。

Detail

Mount for Mac StudioとKeyboard Trayで、デスク上をクリーンに。Drawer Threeを設置することで、小物類も全て収納。3Dプリンタも設置するため多くなりがちな電源やケーブル・アダプタ類は、全てMesh Cable Holderに格納しました。

SETUP 3 Architect 図面、3D、模型...デジタル&アナログの両面から思考を深める

建築設計において「模型」は思考を深める上で重要なツール。ボリュームの検討から、形態、ディテールにいたるまで。その都度必要となるサイズ感、部分に対して模型を作り、目線を変えながら検討を重ねていきます。

3DやCGでもかなりのリアリティと手軽さで検討を深められる時代になりつつあるものの、それでも多くの人にとって模型というツール、そして模型を通して生まれるコミュニケーションは未だ貴重なものです。

「Architect」は、そうしたフィジカルの模型や出力した図面と、コンピュータでの図面作成や各種プレゼンテーション、書類仕事などを往復する建築家ならではのセットアップです。

デスクは、白模型が映えるようMETRO DARKを選択
PC Mountを活用し、書類やサンプル類をマウント
引き出しには手描き用品や模型道具も格納

活用するモジュールはDrawer ThreeとKeyboard Tray、PC Mount。PCはラップトップで、Drawer Threeの上に設置。キーボードとマウスがKeyboard Trayに。PC Mountは資料類を立てるため活用。A4縦置きのファイルボックスを乗せ、参考資料やサンプル、進行中案件の図書類をここに格納します。

模型作業や図面作業に使うものは全てDrawer Threeに収納。引き出しの内寸が長辺で300mm以上あるので、長物の三角スケールや定規類も余裕をもって入れられます。

Detail

模型道具、図面関係の文具を収納するDrawer Three。上の空きスペースにラップトップPCを差し込めるので、ここがメインマシンの定位置に。Keyboard Trayはマウスとキーボードを格納。PC MountはPCではなく書類をマウントするツールとして活用。詳細は是非TIPSを参照ください。デスクは白模型が映えるよう、METRO DARKを選定しました。